別荘 / Private Villa
Hakone, Kanagawa
箱根の山あいに建つ別荘のために、急な斜面地形を活かしたテラス状の庭園を設計しました。テラコッタ色のクレイで手作業により積み上げた擁壁が、段々畑のように敷地を段階的に区切り、それぞれの段に異なる植栽と眺望を用意しています。
ご依頼の背景 / The Brief
Working With
Working With
the Slope, Not Against It
斜面に逆らわず、寄り添う
敷地は道路から10メートル近い高低差を持つ急斜面でした。施主からは、この地形を無理に平らにするのではなく、斜面そのものを庭園の魅力として活かしたいというご要望をいただきました。
私たちは、手成形のクレイブロックを一段ずつ積み上げる擁壁工法を採用し、地形の起伏をそのまま庭園の構造として取り込みました。
設計のアプローチ / Our Approach
Terraces That
Terraces That
Frame the Valley
谷を切り取るテラス
各段のテラスには砂利敷きの小さな休憩スペースを設け、クレイパネルの壁が視線を適度に遮りながらも谷の眺望を切り取るよう配置しました。段ごとに異なる高さの植栽を組み合わせ、下から見上げても上から見下ろしても豊かな表情が生まれるよう設計しています。
テラコッタの温かみのある色合いは、周囲の緑と山肌の岩肌の両方と自然に調和します。